プロテイン入りドッグフード

プロテインというと、人間のアスリートのひとが、運動前後に摂取するサプリメントを思い浮かべる方も 多いと思います。
Protainとは、英語でタンパク質そのものを指します。
しかし、一般には、プロテインというと、タンパク質のサプリメントをさすことが多いようです。

プロテインは激しい運動の後などに搊傷した筋肉を修復する働きや、筋肉を肥大させる働きがあります。
激しい運動をすると、消耗したエネルギーのために筋肉からブドウ糖を作ります。
そこにプロテインを与えると、効率よくエネルギーを作り出す=しだいに筋肉が増強されるのです。
犬にとってもプロテインはとても大切で、特にタマゴ、肉、魚といった動物性のもの、穀物やマメなど椊 物性のものから摂取できます。

しかし、そういった原材料からプロテインだけを摂取することはできず、同時に脂肪や炭水化物を摂取することになり、どうしてもカロリー過多になってしまいます。
そこでプロテインだけを抽出し添加したのが、プロテイン入りドッグフードです。

特に、アジリティやレースに出るような、激しい運動を行うような犬や、成長期の子犬などには、有効といえます。
成長が良く、筋肉も太りやすくなる効果が期待できます。
もちろん、各種ミネラルやビタミンも、バランスよく摂取することが大切です。
必ずパピーフードや、総合栄養食といわれるドッグフードと組み合わせて使いましょう。

運動をあまりしない犬や、成長期ではない犬に与えると、吸収力を増やし、太ってしまうだけの結果になり ます。
1グラム当たり4キロカロリーの熱量があるため、全て脂肪に変えて蓄えられてしまいます。
運動を特にしない成犬なら、バランスが取れた総合栄養食が一番です。
また、過剰摂取は肝臓や腎臓に負担は掛かる場合があるので、肝臓疾患のある犬には与えないようにしましょう。

同じプロテイン入りでも、アレルギーのある犬には、低分子プロテインという、アレルゲンになりにくい 小さな分子構造のプロテインを含むドッグフードが処方されることがあります。
アレルギーがでないよう、加水分解した低分子プロテインを、アレルギーを有する犬に与えることにより、皮膚疾患および消化器疾患を改善します。