老犬専用ドッグフード

数あるフードの中には、老犬専用やシニアと表示のあるものがあります。
一体何歳くらいから、老犬なのでしょうか。
人間もそうですが、老犬と呼ばれる年齢にさしかかると、まず色々な兆候が現れます。
一般に小型犬で10歳頃、大型犬で8歳から、老化がはじまると言われています。
老化を感じたら、老犬専用フードを与えましょう。

フードをたべる上で、まず問題になる老化現象が、歯です。
犬の歯は本来はとても丈夫なのですが、歳をとると歯石がたまって、歯肉炎を起こすことが多くなってきます。
歯周病が進むと、歯が抜けてしまうこともあります。
人間のように、入れ歯をすることができないので、歯が抜けてしまうとそのままになります。
日ごろのケアが大切ですが、それでも抜けてしまったら老犬用フードを柔らかくして与えましょう。

他に、老化現象として四肢に衰えが現れます。
元気に走り回っていたのが、どことなく元気がなくなり、行動がゆっくりになってきます。
階段の上り下りや、座ったり立ったりも時間がかかるようになってきます。

また、皮膚の水分量もへり、張りがなくなってきます。
肉球、鼻などにもひび割れができ、皮膚病にもかかりやすくなります。
目や耳も衰えてきます。
ボールなどをなげても見失ってしまったり、ウィルスや細菌が原因の鼻炎なども増えてきます。
腫瘊ができやすくなったり免疫力も落ちてきます。
消化機能も衰えてきます。
下痢や便秘が頻発したり、神経系の細胞の減少や膀胱機能の低下などで、我慢がきかずに粗相をするようになってきます。

老犬専用のドッグフードには、ビタミン、ミネラル、カルシウムなど、このような老化現象を補う栄養素が含まれています。
また、成犬用にくらべ、消化吸収性がよく、脂肪やタンパク質の量は少なめになっています。
運動量もおちるため、全体にカロリーは押さえてあります。

7歳をすぎて、上記のような老化現象がみられたら、徐々にシニア向けに切り替えていきましょう。
ただ、老化現象として捉えていた症状が、重篤な病気の症状のこともありますので、様子が変だなと思ったらまず獣医に相談しましょう。