病院処方のドッグフードって?

動物病院で処方されるドッグフードは、特別療養食と呼ばれます。
色々な病気や怪我で、弱ってしまった身体に負担をかけないよう計算されています。

特別療養食は色々なブランドから発売されています。
代表的なものは、ヒルズ、カナン、ドクターズケアなどがあります。

療法食を処方される主な疾患は以下の通りです。
ここでは主にヒルズの療養食を参考にしています。
①尿石:低分子プロテイン、phコントロールがされており、尿石ができにくくします。
②肥満:カロリーを抑えて、食物繊維を多くし満足感を維持、減量をサポートします。
③糖尿:糖をコントロールするため、吸収速度の低い炭水化物を多く含んでいます。
④皮膚疾患:低アレルゲン仕様で、消化性の高いタンパク質を含有しています。
⑤関節:関節をサポートする、コンドロイチンやグルコサミン、オメガ3系、オメガ6系の脂肪酸を含みます。
⑥心臓:心臓に負担になるナトリウムを制限し、タウリンやカルニチンを増強しています。
⑦腎臓:リンおよびタンパク質を制限し、慢性腎疾患に対応しています。
⑧消化器:低脂肪、高栄養で、消化の良い原材料利用し、乳酸菌など腸内細菌の栄養源を多く含みます。
⑨肝臓:良質なタンパク質を増量、脂肪と銅を制限して、必須脂肪酸、亜鉛などを増量し、アンモニア血症をサポートします。
⑩口腔管理:歯垢を減らすブラッシング効果が期待できます。
またバクテリアが全身に広がるのを防ぎ、口腔だけでなく、腎臓、心臓、肝臓などの全身の健康維持する抗酸化成分を含有しています。
⑪悪性腫瘊:アルギニン、オメガ3系脂肪酸など免疫を向上させる成分を含み、高蛋白質、高脂肪、低炭水化物で、健康に必要なエネルギーを効率的に供給。
炭水化物を抑え、乳酸を低減させます。

またこれらのほかに、食欲上振などの栄養失調のためのものもあります。
パピーフードが高カロリー高栄養で、処方されることもあります。
これらの療養食は自己判断で与えることはさけ、必ず獣医師に処方してもらいましょう。